趣味は人それぞれ多岐に渡ると思います。
たくさんある中で「人間観察」と答える人もいます。
人の何を観察し、何を考察しているのかはわかりませんが見るだけならだれでもできます。
どんな人も他人を見ているし、鏡で自分を見ても人間観察にはなるのかもしれません。
むしろ人間が地球を支配し文明の発達した世の中で自分以外の人間を見ないように生きていくのは不可能ともいえます。
オオカミに育てられ一生を終えでもしない限り・・・
特殊な事例は除くとして、何となく生活しているだけで人の動きは目に飛び込んできます。
あまりにも日常的で自然に目にする人の動き。
これは映像の中でもたくさん出てきます。
ただ歩いている人、ダンスをする人、スポーツをする人。
これらの人の動きはそのまま映像となればそれで素晴らしいのですが、
これを抽象的にした時不思議と見入ってしまいます。
この映像は人が歩いている動きを保ちつついろいろな質感に変化していきます。人間の動きであることは確かなものの人間ではない感覚。とにかく触ってみたい!
この映像は線や面で構成された不思議な映像です。一目でなにかわからない、でもわかりそう・・人かな?・・そうか!とクイズをやっているような感覚にもなります。
これはもう棒人間です。しかしこのなめらかな動きは確かに人間だと気づきます。というかマイケルですね。
いつも何気なく目にする人の動きを抽象的に描くことにより普通とは違った創造の幅が生まれ
目の離せない映像となるのかもしれません。