2016.7.8 BLOG

クリエイターとしてメモ – 1

私たちはものを作る仕事の現場でそれぞれの役目を果たし、対価(評価や金銭)を得ます。達成感や満足感、そして幸福感も味わいます。
その事実を糧に、現在もずっと未来を構築し続けて生きています。
クリエイターとして生きていく日々で実感したこと。

コンテンツをアウトプットすること―

ものを作るクリエイターは、どの様なニーズに対してコンテンツをアウトプットするのか、必ずターゲットが存在します。

そのターゲットを我々は大きく2つの方向性に分けて考えています。
一方は他者(クライアント)、そしてもう一方は自己(パーソナル)に対するものです。
この他者へのアウトプットを「デザイン」、自己へのアウトプットを「アート」と定義しています。
わかりやすい言葉で表現すると、前者は「仕事」、後者は「趣味」の様なものになるのでしょうか。(そんな単純ではない、と言うお叱りの声も聞こえて来てしまいそうですが。)

 

間違ったアウトプットはネガティヴな状況を生む―

何に対しても「デザイン」や「アート」と定義付けしていくことは、とても堅苦しい(面倒な)お話かも知れません。
しかし、日々もの作りを行う立場の人間として、この方向性を意識しない事実は間違ったアウトプットをしてしまう原因になります。

間違ったアウトプット。
それは他者への「デザイン」の場合であれば、自己の好みや気分だけを押し付けるもの作りになります。
また、自己への「アート」の場合であれば、他者からの評価を意識し過ぎて自己を表現出来ていないもの作りを指します。

この間違ったアウトプットは、仕事であれば評価を得ることが難しく対価が小さくなります。
趣味であれば満足感や幸福感を得ることが出来なくなると考えています。

この間違ったアウトプットをする行為事態は、もの作りをして生きていくクリエイターとして、人生をネガティヴな状況に追い込んでいくことを示しているのではないでしょうか。

 

プロフェッショナルとは―

私たちはものを作る仕事の現場でそれぞれの役目を果たし、対価(評価や金銭)を得ます。達成感や満足感、そして幸福感も味わいます。
その事実を糧に、現在もずっと未来を構築し続けて生きています。

どの様な職種や業界にも、必ず各分野ごとに価値をアウトプットしていく方向性は存在します。
この方向性の意識は各分野の人間だけが意識することが出来、それぞれが行動するからこそ、社会が形成され、文化と成っていきます。
我々は、自ら活動する「クリエイター」と言うもの作りの分野で、この役目を果たしていく責任があると考えています。

プロフェッショナルとして生きていくということは、使命感を持ったライフスタイルの構築を示しているのではないでしょうか。